@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00002357, author = {池田, 隆英}, journal = {岡山県立大学保健福祉学部紀要, BULLETIN OF FACULTY OF HEALTH AND WELFARE SCIENCE, OKAYAMA PREFECTURAL UNIVERSITY}, month = {Mar}, note = {概念にはその前提や内実となる考え方が含まれ、人々に共有・流布される言説によって生活や制度が形作られる。「学校の安全・危機」について言説を跡づけると、児童生徒の事故や災害が喫緊の課題とみなされ、金銭補償として日本学校安全会法が法制化された。その後、学校安全は、様々な教育問題の解決を求める社会的要請への対応として、その業務が拡大していった。学校健康教育の領域である学校安全は、学校給食や学校保健と同じ「教育と管理」という区分は変わらず、有資格者の業務となるべき「専門的事項」という規定は問われなかった。教職員は十分な養成・研修を受けていないが、教育や管理を行っていることになり、保護者などの切実な願いを果たせるものとは限らず、教職員や設置者などの法的責任となり得る。社会的要請に対応するには、「教育と管理」の維持と「専門的事項」の捨象という枠づけを再考する必要がある。, P(論文)}, pages = {87--95}, title = {日本における「学校の安全・危機」言説の展開 : 「教育と管理」の維持と「専門的事項」の捨象という“枠づけ”}, volume = {26}, year = {2020} }