@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000416, author = {岡本, 和子 and Okamoto, Kazuko}, journal = {岡山県立大学短期大学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {保育士養成における学生の専門的成長の中核は、実践的問題が生起する保育実習の場にある。なぜならば、保育の営みの特徴の一つが、子どもとの触れ合いによる一回性にあるからである。保育においては、常に子どもあるいは自分自身が置かれた状況などの文脈を多面的・多元的に理解し、主体的な意思決定を行わなければならない。そして実践後に反省を行い、次なる行為・実践を展開するというプロセスを繰り返す。このような反省的実践を行うためには、学び手の実践に応える関係性の中で教育が行われることが重要である。専門家としての成長を考慮するとき、目指すべき方向としては、保育現場と密接に連携しながら、学生自身が保育とは何かの省察を行い、様々な発見を行うことが出来るようにすることである。そのためには、実習の際の指導者を、自らを写す鏡として捉えることができるようになることが重要であり、養成校としても、そのように学生を支援することが重要である。このことは養成校と保育現場とが密接に連携し、互いの共通認識としなければならない。  以上の知見から、保育現場と養成校とが協働できる機会や場を設定することは、緊急を要する課題となっている。なお、養成校においては、保育実践を見通したカリキュラムの検討や授業の見直し、学生への情報発信等について、きめ細やかな対応が求められている。, P(論文)}, pages = {49--62}, title = {保育士養成における保育実習の抜本的検討(1)養成校と実習施設との連携を問う}, volume = {14}, year = {2007}, yomi = {オカモト, カズコ} }