@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000471, author = {片山, 信子 and 坂本, 真理 and 日笠, 弥生}, journal = {岡山県立大学短期大学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {高齢者の終末期ケアは、人生の最終段階にどうつき合っていくかが問われているのであり、青壮年期に対するケアの考え方とは大いに異なると考える。そこで、現在、高齢者にとっては自宅にも匹敵する高齢者福祉施設・特別養護老人ホームで死を迎える高齢者の様相と介護職の行っている終末期ケアの実態を調査することで、高齢者の終末期に必要な支援を明らかにしていった。その結果、終末期に至った高齢者の9割はその施設で死を迎え、その9割弱は安らかに、眠るようになくなっている。死が予想されてからの対応は、精神的な支援と経過観察のケアを約6割程度が行い、特にバイタルサインのチェックはよく行われていたが、口腔ケアを初めとする身体保清はほとんど行われていない。臨終にも側にいて高齢者の気持ちに耳を傾ける、体をさするなどで、死に臨むひとが安らかで穏やかな気持ちになれるよう支えている者は、30歳代や50歳以上の熟年期の介護職に見出されたが、高齢者の生活の質を高め、独自の人生を満足して全うできるように支えることは、経験だけの介護では不可能に近いことがわかった。介護職個々の高齢者観と死生観を育み、個人の生活過程を支える介護技術の習得などの基礎教育及び継続学習が急務と考える。, P(論文)}, pages = {1--15}, title = {高齢者の終末期ケアの基礎研究-特別養護老人ホームにおける介護専門職の対応-}, volume = {8}, year = {2001}, yomi = {カタヤマ, ノブコ and サカモト, マリ and ヒカサ, ヤヨイ} }