@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000744, author = {二宮, 一枝 and Ninomiya, Kazue}, journal = {岡山県立大学保健福祉学部紀要, Bulletin of Faculty of Health and Welfare Science,Okayama Prefectural University}, month = {}, note = {岡山県は、昭和25年9月母性及び乳幼児の保健衛生と母子衛生思想の普及に限定した愛育委員設置要領を制定した。真庭郡では同年10月に河内村(現落合町)続いて湯原町で愛育委員会が結成された。両者は共に愛育村活動の実績を有していた。同29年には真庭郡愛育委員連合会が発足した。委員には知事の委嘱状が交付されたが活動は自主性を重視した。県予算はなかったが、湯原町では町条例により委員報酬が支給された。活動は母子衛生のみでなく公衆衛生全般にわたった。この制度誕生の背景には保健婦活動と保健所の公衆衛生活動の進展のため、山間僻地に効果的な宿泊訪問を実施する意図があった。宿泊訪問はGHQの指導により、「税金を納めている人への公平な見返り」の観点から考えられた山間僻地へのサービスの活動形態であり、モデル保健所の岡山保健所で誕生した。勝山保健所では保健婦業務と保健所業務の地区民への浸透を図るため、宿泊訪問を計画し、この実現に愛育委員制度が有効であると判断し地区組織育成として積極的に取り組んだ。}, pages = {39--48}, title = {愛育委員制度の成立と保健婦活動に関する研究(2)-岡山県における愛育委員制度誕生と宿泊訪問活動-}, volume = {9}, year = {2002}, yomi = {ニノミヤ, カズエ} }