@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000787, author = {田中, 美延里 and 掛本, 知里 and 渡辺, 文子 and WATANABE, FUMIKO and TANAKA, MINORI and KAKEMOTO, SATORI}, journal = {岡山県立大学保健福祉学部紀要}, month = {}, note = {初期段階の痴呆性老人に見られる症状や行動の一部は、認知機能障害を中心とした知的機能障害に基づくものが多いといわれる。しかし、それらは老人一人一人の元来の性格、周囲との交流や環境の変化のなかでとらえた上で、援助に生かしていく必要がある。そこで、今回、在宅ケア支援のための社会資源として注目されている、デイサービスセンターを利用している初期段階の痴呆性老人を対象にして、デイサービス場面における行動を観察することによって行動特性を明らかにした。その結果、行動特性として10カテゴリーが導き出され、それらは初期症状としての記憶障害よりも、周囲との関係のとりにくさに基づくことが特徴的であった。また、共通要素として抽出された【促されての行動】【目印に頼る】は、初期段階の痴呆性老人が発揮しうる力を示唆するものであり、デイサービス場面における効果的アプローチはもとより、家族支援を含めた今後の援助のあり方を検討するための重要な視点と考えられた。}, pages = {45--50}, title = {初期段階の痴呆性老人の行動特性に関する検討-デイサービス場面における行動観察を通して-}, volume = {4}, year = {1997}, yomi = {タナカ, ミノリ and カケモト, サトリ and ワタナベ, フミコ} }