@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000826, author = {安酸, 史子 and YASUKATA, FUMIKO}, journal = {岡山県立大学保健福祉学部紀要, Bulletin of Faculty of Health and Welfare Science, Okayama Prefectural University}, month = {}, note = {臨床実習という授業が学生にどのように経験1)されているかを明らかにするために、O県立大学3年次の学生を対象に調査した。調査内容は、2年次の終わりに実施された2週間の基礎看護学実習における「良かった経験」と「嫌だった経験」についての白由記載である。収集された「良かった経験」と[嫌だった経験]を内容分析の手法を用いて分析した。その結果、基礎看護学実習での経験は大きく、「何をしていいか分からない経験」「質問したいことがあるときの経験」「臨床での看護実施経験」「その他の経験」の4カテゴリーに分類された。学生は臨床の場での学習という初めての経験において教師を学習の援助者として頼りにしている。しかし、依存欲求だけでなく、一人で出来ることはやってみたいという自立欲求も同時に持っている。また、そうした自分自身の気持ちを教師に表現している学生と表現していない学生がいる。前者の場合には教師の援助を受けて学習ニードが満たされることが多いが、後者の場合には教師の指導とかみ合わず、不満感につながっている場合があった。学生は「良かった径験」として成功体験をあげていることが多く、その場合の教授行動としては優しい指導だけでなく、厳しい指導や質問なども「良かった径験」の範疇で記載されていた。}, pages = {99--106}, title = {臨床実習における学生の「経験」の分析-基礎看護学実習での「良かった経験」と「嫌だった経験」-}, volume = {2}, year = {1995}, yomi = {ヤスカタ, フミコ} }