@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000833, author = {沖田, 美佐子 and Okita, Misako}, journal = {岡山県立大学保健福祉学部紀要, Bulletin of Faculty of Health and Welfare Science, Okayama Prefectural University}, month = {}, note = {卵巣癌38例の血漿リソホスファチジン酸(lysophosphatidic acid:LPA)濃度ならびにその分子種を分析し、健常対照11例と比較した。血漿総LPA濃度は卵巣癌例(1.59士0.23nmol/ml)が健常対照例(0.36士0.09nmol/ml)に比し有意の高値を示した。また、LPAの分子種では卵巣癌例において健常例で検出されなかったリノール酸(18:2n-6)-LPAやアラキドン酸(20:4n-6)-LPAが高頻度に検出された。血漿を37℃で24時間インキュベートしたときの総LPA生成量は、卵巣癌例(9例、44.2士6.4nmol/ml)と健常対照例(6例、29.6士2.7nmol/ml)の間に有意差を認めるには至らなかったものの、卵巣癌例の血漿ではパルミチン酸(16:O)-LPAの生成量が大で、パルミチン酸-LPA/リノール酸-LPAならびにアラキドン酸-LPA/リノール酸-LPAモル比が健常対照例より有意の高値を示し、血漿LPAの分析は脂質代謝異常や病態を把握する上で有用と考えられた。}, pages = {29--35}, title = {卵巣癌患者における血漿リゾホスファチジン酸の異常}, volume = {1}, year = {1994}, yomi = {オキタ, ミサコ} }