@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000844, author = {山本, 力 and Yamamoto, Tsutomu}, journal = {岡山県立大学保健福祉学部紀要, Bulletin of Faculty of Health and Welfare Science, Okayama Prefectural University}, month = {}, note = {今日、生と死をめぐる諸問題が国民的関心を引き、ターミナル・ケアや死別研究などの学際的研究が飛躍的に増加している。これらの諸問題を心理学の視座から鳥瞰すると「喪失と分離、悲嘆」論の主題として理解することができる。この領域は欧米では多くの研究が積み重ねられてきたが、わが国では緒に就いたばかりである。そこで、まず喪失論に関連する、欧米での主要な研究を歴史的に展望し、その概観を把握することが不可欠と思われる。このような問題意識の下に、本論では、(1)精神分析の臨床と喪失論、(2)母性剝奪と愛着理論、(3)死別と悲嘆研究の展開、(4)死にゆく過程と準備悲嘆、という4領域に整理・区分し、その理論的成果と歴史的展開を素描することを試みた。加えて、喪失と分離、悲嘆という心理学的主題が、医療・保健・福祉の領域に貢献しうる可能性を示唆するものである。}, pages = {1--10}, title = {展望 : 欧米における「喪失と分離、悲嘆」理論の展開-保健福祉領域における心理学的貢献の可能性-}, volume = {1}, year = {1994}, yomi = {ヤマモト, ツトム} }