@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000935, author = {橋本, 祥恵 and 藤井, 保人 and 迫, 明仁}, journal = {岡山県立大学短期大学部研究紀要}, month = {}, note = {人口の高齢化に伴ない,岡山県内の各市町村や社会福祉協議会において,ホームヘルパーの増員が計られている。ホームヘルパー養成は3級課程の養成を行ってきた市町村がほとんどであった。3級課程は家事型ヘルパー養成であるが,在宅ケアの推進によりサービス利用者側では疾病等を有する身体虚弱な老人(要援護老人)が増えており,介護型ヘルパーを求める声が強くなりつつある。今回の調査では,ホームヘルプサービス利用者の身体症状は運動器系,感覚器系,その他老化に伴う能力低下等の状態が多かった。市町村によっては利用者の身体症状の発現率が県下の平均を上回るものがみられ,さらに利用者像が一様でない様相がみられた。その背景には,各市町村または社協の要援護老人へのホームヘルパー派遣は,高齢者の各種身体症状発現率の違いよりも,派遣決定に関わるその他の条件が利用者像の決定に関与している可能性も考えられた。  また,利用者像へのヘルパーの対応状況をみたところ,家事家政や介護業務よりも相談助言活動が著しく多かった。この傾向は,筆者らの「老人・障害者(児)援助業務に関する調査報告(第2報)」でも明らかになっている。さらに今回は,相談助言活動の内容からヘルパーに求められる資質や今後の現職研修のあり方等,また,介護福祉士の教育内容にもふれるいくらかの示唆を得た。}, pages = {1--14}, title = {岡山県下の老人ホ-ムヘルプサ-ビス事業に関する研究}, volume = {3}, year = {1996}, yomi = {フジイ, ヤスヒト and サコ, アキヒト} }