@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000936, author = {岡野, 初枝}, issue = {3}, journal = {岡山県立大学短期大学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {目本においても後期高齢者の増加は,寝たきり老人や痴呆性老人の増加をもたらすであろう。これらの要介護老人に対する介護の問題は,日本の高齢者福祉にとっては,早急に解決をせまられている課題である。デンマークにおける高福祉高負担ではすべての国民が,公費により医療・福祉・教育が賄われることによって,安心した老後が保障されている。一方,日本では自助努力を基礎に,地縁・社縁による相互扶助により,豊かな老後を追求しようとしている。社会福祉ハ法等の改正により,各自治体は老人保健福祉計画の策定を義務付けられた。また,ゴールドプランにより平成11年を目標に,マンパワーの充実を含む在宅福祉をすすめるための基盤整備が行われつつある。デンマークの高齢者福祉政策は一つのモデルであろう。日本においてもノーマリゼーションの考えに基づいて,高齢者を一人の人格として受け入れ,自立した生活を支援するために,総合的な福祉政策が必要となる。自助を促進するためには,社会的なサービスの整備が必要である。}, pages = {15--31}, title = {日本の高齢者福祉政策の方向}, year = {1996}, yomi = {オカノ, ハツエ} }