@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000963, author = {柴田, 奈美}, journal = {岡山県立大学短期大学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {現代俳句の革新者である山口誓子が、正岡子規をどのように理解し、自分の俳論に活用しようとしたのか、ということを明らかにすることを研究目的とする。本稿では、初学の頃の誓子について考察する。中心研究対象は、誓子が「ホトトギス」に投句を始めた大正九年から「ホトトギス」を脱会した昭和十年の問に執筆された論文中、子規に言及した論文七本である、この時期の誓子は、子規について月並俳句を打破した革新者として評価していた。しかし、「写生」「季」については、誓子の自説にかなり引きつけた解釈の仕方であり、子規の実践を伴いつつ深めていった「写生」、実践に即して幅をもたせた「季」の解釈については、批判的であった。「ホトトギス」脱会後は、誓子をはじめとする新興俳句運動を子規の革新運動に直接結びっけ、その運動が同質のものであるということを主張する意図のもとに、子規の革新運動の内容を具体的に挙げ、それを大きく評価した。}, pages = {(11)--(23)}, title = {誓子と子規-初学の誓子と子規理解-}, volume = {4}, year = {1997}, yomi = {シバタ, ナミ} }