@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000964, author = {柴田, 奈美}, journal = {岡山県立大学短期大学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {絵本には、児童文化財としての重要な意義があるが、特別な準備がなくとも表面的には子どもに読み聞かせが可能なものである。そのため、保育実習などの場で、深い研究もなされぬまま、安易に用いられるおそれがある。本研究では、学生に絵本に対する認識や関心を深めさせることを目標に、保育内容「言葉」の視点から絵本の研究・創作を行った実践結果をまとめ、考察を加えたものである。方法は次の四点にまとめられる。 ① 絵本の児童文化財の意義を認識させるために、学生自身にテキスト等を調べさせ、文章にまとめさせる。 ② 個々の絵本の特色、絵本の一般的な特色を具体的に認識させるために、既製の絵本の鑑賞をさせる ③ ①②で理解したことが身についたかどうかを確認するため、また、絵本への関心を高めさせるために絵本を創作させる。 ④ より絵本ヘの興味・関心を高めさせるために、学生の作品を相互に鑑賞させる。  今回の実践は「保育内容『言葉』」の授業の中で行ったものであり、子どもの言葉の発達のあり方を学習させつつ、試みさせた絵本作りであった。学生の感想文から、絵本の児童文化財的価値が実感を伴って認識されたこと、絵本への興味・関心、子どもの発達への関心などが高められたことが把握できた。}, pages = {(25)--(38)}, title = {保育内容「言葉」を視座とした絵本の研究}, volume = {4}, year = {1997}, yomi = {シバタ, ナミ} }