@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000972, author = {石井, 均 and 岡本, 和子}, journal = {岡山県立大学短期大学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {戦前・戦後のわが国の体罰・懲戒について,主に教育法的側面から基礎的な問題を検討した。戦前・戦後を通じてわが国では学校においては小学校を中心として,懲戒の手段としても体罰は基本的には法的に禁止されてきた。それにもかかわらず実際の学校では常に体罰は行われてきた。これは戦前の場合には天皇制国家の影響で刑法や民法が学校での体罰の隠れ蓑となっていたからであるといってよい。このため戦前における体罰禁止に関わる規定,各県のレベルでの懲戒に関する規定および体罰・懲戒の実態と判例をみてきた。戦前にみられた傾向は戦後においても完全に消滅したわけではないが,戦後においては人権を考える視点から学校における体罰に関する考え方は大きく変化した。こうしたことを考えるため戦後における懲戒・体罰に関する判例を,伊藤・織田氏にならい「懲戒行為に当たらない暴行行為」「体罰に当たる懲戒行為」「体罰に当たらない懲戒行為」の三つに分けて検討した。}, pages = {45--57}, title = {子どもの人権に関する基礎的研究(その1)ー体罰ー}, volume = {5}, year = {1998}, yomi = {オカモト, カズコ} }