@article{oai:oka-pu.repo.nii.ac.jp:00000974, author = {後藤, 清志 and 清水, 正典 and 梶谷, 信之 and 西峰, 辰也}, journal = {岡山県立大学短期大学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {2巡目岡山国体を8年後に控え,関係機関,競技団体とも選手強化が次第に本格化しているが,ここ数年の国体の結果にはまだその成果は現れず,30位前後と低迷を続けている。基本的には選手層の薄さと指導体制の不備に原因があり,競技力向上とともに普及強化にも力を入れなければならないが,トレーニング方法にも問題があり,特にメンタルトレーニングに関しての科学的トレーニングの試みはまだ始まったばかりで試行錯誤の状態にある。このような現状の中,今回第51回国民体育大会出場県代表選手に心理テストを行った結果に競技成績と心理構造との間には相関関係が認められず,メンタルトレーニングがまだ十分に機能していない実態が明らかとなった。国民体育大会のみならず,将来岡山県から国際級の選手を輩出するためには,今日国際スポーツ界では常識となっているメンタルトレーニングを早急に制度化して,経験的指導にのみ頼る従来の手法から脱却しなけれぱならない。そうすることにより,岡山県の現在の競技水準からさらに一歩上の水準に向上が可能になると同時に素質は持ちながら十分実力を発揮できない選手に対しても有効な結果をもたらすことになり,選手層の充実にもつながってゆく。財政難,景気後退の現状で,これまでのようにジプシー選手といわれる選手の確保もままならない状況になることは明らかであり,現在岡山県が有する少年を中心とする選手を堅実に強化することがそのまま,国民体育大会の桔果となることを関係機関は認識して,地道な強化活動を続けてゆくことが必要である。}, pages = {73--89}, title = {スポ-ツ競技力向上に関する心理学的研究-第51回国民体育大会岡山県代表選手の事例-}, volume = {5}, year = {1998}, yomi = {ゴトウ, キヨシ and シミズ, マサノリ and カジタニ, ノブユキ} }